おてんとうさんに申し訳ない 菅原文太伝
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あらすじ/作品情報
映画俳優として確固たる地位を築き、多くの人から愛された菅原文太氏。ただ、「映画俳優」が彼のすべてではない。彼は2014年11月に他界する少し前に「日本を再び戦争をする国にしてはならない」という思いから命を削って沖縄県知事選の応援に臨んだ。また、「政治の最大の責任は国民を飢えさせないこと、戦争をしないこと」という信念から無農薬有機農業を始め、さらにはラジオや雑誌の対談に同様の問題意識を持つ専門家を呼び、積極的に発言してきた。今改めて、我々は菅原文太氏の最後のメッセージを考えていく必要がある。【主な目次】はじめに第一章 俳優になるまで第二章 新東宝・松竹時代――主役から脇役へ第三章 東映時代(一)――時代劇、任侠映画の様式を壊す文太第四章 東映時代(二)――「オレの場合は存在感だけでね」第五章 文太の思い参考文献あとがき